甘くもビターな恋の味。


しばらく、真琴の話を聞いて歩いていると








「千夜、真琴ちゃん」








お母さんが私たちをよんだ。








2人でお母さんたちが立っているところまで靴に履き替えかけていく。








「遅いじゃないのー」








お母さんにそう言われ、ごめんなさいと謝る。








するとお母さんは








「まぁ、いいわ。
さあ、帰りましょ~」








お母さんは朝とは打って変わって機嫌がいい。

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