サクラチル
涙とともに目が開く。



「あぁ、夢か。」



とても幸せだった夢。



でも、その思い出も暗闇へと落ちていった。



もう、何も残っていない。



なぜかそう思って自然と涙が落ちてシーツを濡らす。
< 136 / 169 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop