サクラチル
「あいつ、最近女物のアクセサリー本


広げて俺にまでどれがいいか聞かれた。


そう言えば、琴音そろそろ誕生日だな。


なにほしい?」



「哲也先輩それ琴音さんに、言ったら奏先輩に怒られますよ。

まぁ、アンタらしいけど」



少し前の哲ちゃんと亮との会話を思い出す。



知ってた、分かっていたはずなのに…



どうして、なんで、



頭の中はぐじゃぐじゃだった。
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