Smiling Face ①

帆華はたしかに可愛い。本人は無自覚だけど。

白狼の姫が美人ということは噂になっている。

白狼は、正統派だ。白狼も汚い族を何個か潰してる。

面白くないと思う族はいっぱいあるだろう。

そんな所に可愛い姫が出来たとなるとな。



しかも浅井組は可愛い女の子を人身売買してるとかっていう噂もある。

早く手をうたないと。

俺「おい、凜太朗。」

凜「はい。お呼びでしょうか。」

俺「凜太朗すまねぇが明後日から少しの間、帆華の学校に転向してくれないか?ボディーガードを頼みたい。」

凜太朗は大学3年だけど、イケメンだしまだいけるはず。

凜「承知いたしました。」

俺「帆華はたしかに強い。俺より強い。

でも心は誰よりも脆い。

なにかあったら

よろしく頼むよ。」

浅井組の件は帆華は参加させないことにした。

本人は参加したそうだったけど狙いは帆華だ。

危険すぎる。

俺の唯一の

家族なんだ・・・。

いや、唯一ではないな。

父sideend


< 142 / 232 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop