君の声が、僕を呼ぶまで
1>君の名前と、誰かの名前
きっと、それは望んだ人だけが持っている
きっと、それは応えた人だけが持っている
例えば、君が無音の世界にいたとして
例えば、君が無機質の世界にいたとして
飲み込んでゆく、たくさんの言葉
飲み込まれてゆく、たくさんの言葉
君の言葉
誰かの言葉
今日もどこかで
君の言葉と
誰かの言葉が
季節を越えて
飛び交う世界
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