君の声が、僕を呼ぶまで
●明らかになる、小春の音色
「んんっふぁ~…眠たいよぅ…」
「夜更かしするからだろ」
なかなか布団から出てこない私に、サラが刺々しく言う。
「だって、テスト終わったから…」
「普通は、テスト期間こそ夜更かししてまで頑張るんだろうに、人間は変な生き物だなぁ」
サラのお説教は真っ当すぎて、反論の余地がない。
「あぁ、違うな、小春が変な生き物なんだ」
ニヤニヤ笑っているその顔が腹立たしく、やっぱり反撃しなきゃ気が済まない!
「人間の言葉を喋る猫の方が変ですー」
「猫の言葉を理解出来る小春の方が変ですー」
「サラが喋ってるのは猫語じゃなくて、人間の言葉でしょ」
「まぁ、そうだけど…」
「夜更かしするからだろ」
なかなか布団から出てこない私に、サラが刺々しく言う。
「だって、テスト終わったから…」
「普通は、テスト期間こそ夜更かししてまで頑張るんだろうに、人間は変な生き物だなぁ」
サラのお説教は真っ当すぎて、反論の余地がない。
「あぁ、違うな、小春が変な生き物なんだ」
ニヤニヤ笑っているその顔が腹立たしく、やっぱり反撃しなきゃ気が済まない!
「人間の言葉を喋る猫の方が変ですー」
「猫の言葉を理解出来る小春の方が変ですー」
「サラが喋ってるのは猫語じゃなくて、人間の言葉でしょ」
「まぁ、そうだけど…」