君の声が、僕を呼ぶまで
「お前の前髪の長さが変わっても分かんないし、制服も見慣れてるけど、お前のタイの色が緑から赤に変わったのはちゃんと分かってるから。でも同じ赤の沙羅や相川さんだって身近にいる。俺もお前のタイの色が変わったからって、他は何も変わらないから」
「陽ちゃん…」
「だから、頑張れよな」
「ありがと、頑張る!」
自分でも格好つけた事言ったなぁと思いながら、保健室を後にする。
「素敵な幼馴染だね」
「うんっ、陽ちゃんは優しいんだよ。マシなのは顔だけって思われがちだけど」
塚原先生に自慢げに言ってる。
…一言多いのまで、しっかり聞こえてるんだからな。
初日の朝の任務完了。
俺は安堵の溜息を1つついて、自分の教室へ向かった。
「陽ちゃん…」
「だから、頑張れよな」
「ありがと、頑張る!」
自分でも格好つけた事言ったなぁと思いながら、保健室を後にする。
「素敵な幼馴染だね」
「うんっ、陽ちゃんは優しいんだよ。マシなのは顔だけって思われがちだけど」
塚原先生に自慢げに言ってる。
…一言多いのまで、しっかり聞こえてるんだからな。
初日の朝の任務完了。
俺は安堵の溜息を1つついて、自分の教室へ向かった。