君の声が、僕を呼ぶまで
「まず第一に、この保健室は、山崎さんだけのものじゃないよね?」
そんな事は分かってるもん!
「そういう、外から見た一般論で物理的な問題じゃなくて、華の心の問題なの! 精神的な拠り所って意味!」
「うん、山崎さんにとって、この保健室が精神的な拠り所である事を、誰も否定してないし、出来ないと思うよ」
「でしょ、だからここは、華の居場所なの!」
「でもそれは他の人にとっても同じで、いろんな人がいろんなものを求めて、ここに来てるっていうのは分かる?」
「誰かにとって、保健室は具合が悪くなったり、怪我をしたりした時にだけ、用のある場所だし」
「誰かにとっては、そもそも、通り過ぎていくだけの場所かもしれない」
そんな事は分かってるもん!
「そういう、外から見た一般論で物理的な問題じゃなくて、華の心の問題なの! 精神的な拠り所って意味!」
「うん、山崎さんにとって、この保健室が精神的な拠り所である事を、誰も否定してないし、出来ないと思うよ」
「でしょ、だからここは、華の居場所なの!」
「でもそれは他の人にとっても同じで、いろんな人がいろんなものを求めて、ここに来てるっていうのは分かる?」
「誰かにとって、保健室は具合が悪くなったり、怪我をしたりした時にだけ、用のある場所だし」
「誰かにとっては、そもそも、通り過ぎていくだけの場所かもしれない」