君の声が、僕を呼ぶまで
6>君の声が、僕を呼ぶまで
『何でも話せる大事な存在』
きっと、それは
望んだ人だけが持っている
きっと、それは
応えた人だけが持っている
それは、無機質を越えて
それは、命の境界線を越えて
それは、誰かの想いを越えて
君の無音の世界に
言の葉ひらひら
季節の色を添えてゆく
過去が交わり
現在-いま-で絡まり
未来へ繋がり
古今東西、問い尽くされてきた
未来永劫、問い続けられるだろう
君の世界に
そんな僕はいますか
君の世界に
そんな僕の『言葉』は届いていますか
君の『声』が僕の『名前』を呼ぶまで
僕は何度も
君を探して季節を越える