君の声が、僕を呼ぶまで
2>君へと向かう、誰かの気持ち

例えば、君が無音の世界にいたとして

例えば、君が無機質の世界にいたとして



飲み込んでゆく、たくさんの気持ち

飲み込まれてゆく、たくさんの気持ち



君の気持ち

誰かの気持ち





今日もどこかで

あの日どこかで

誰かの気持ちが

君の元へと

季節を越えて

彷徨う世界
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