君の声が、僕を呼ぶまで
●サラと、君との、内緒の話
小春は普通の人間で。
僕も普通の黒猫で。
特別な力なんてない。
ただ、望んだだけ。
ただ、応えただけ。
『何でも話せる大事な存在』に、言葉は通じなくても、声は届いていた。
ただ、それだけ。
でもそれは、無機質も、生命の境界線をも超えて、世界を変える。
その世界に思い浮かぶのは、たくさんの優しい人達。
誰かの想いはその人すら越えて、大きく暖かくなって、君の元へ訪れる。
季節と巡り、季節を彩る。
それは、ひらひら舞い揺れる、君の言の葉。
どうか、君も、忘れないで。
僕も普通の黒猫で。
特別な力なんてない。
ただ、望んだだけ。
ただ、応えただけ。
『何でも話せる大事な存在』に、言葉は通じなくても、声は届いていた。
ただ、それだけ。
でもそれは、無機質も、生命の境界線をも超えて、世界を変える。
その世界に思い浮かぶのは、たくさんの優しい人達。
誰かの想いはその人すら越えて、大きく暖かくなって、君の元へ訪れる。
季節と巡り、季節を彩る。
それは、ひらひら舞い揺れる、君の言の葉。
どうか、君も、忘れないで。