君の声が、僕を呼ぶまで
「どうしたの、夏野さん、怪我?」
「あ、はい、擦り傷と…捻挫…」
「あー、これは腫れるかもねぇ。消毒とテーピングは冬島君が?」
「はい」
「うん、上手。ありがとうね」
「いえ…」
いつの間にか降り出した雨は、本降りになってきていた。
「冬島君、夏野さんを送ってあげられる?」
「は、はい、大丈夫です」
言わなくても、送ってくんだろうけど。
「夏野さんも、念のため、明日は学校来る前に病院行っておいで」
「分かりました…」
「はい、気を付けて帰りなさい」
「失礼しました」
真っ赤な顔で、たどたどしく、支え支えられしている2人。
桜子の友達と、部活の先輩だっけか。
まぁ、いいけどね。
「あ、はい、擦り傷と…捻挫…」
「あー、これは腫れるかもねぇ。消毒とテーピングは冬島君が?」
「はい」
「うん、上手。ありがとうね」
「いえ…」
いつの間にか降り出した雨は、本降りになってきていた。
「冬島君、夏野さんを送ってあげられる?」
「は、はい、大丈夫です」
言わなくても、送ってくんだろうけど。
「夏野さんも、念のため、明日は学校来る前に病院行っておいで」
「分かりました…」
「はい、気を付けて帰りなさい」
「失礼しました」
真っ赤な顔で、たどたどしく、支え支えられしている2人。
桜子の友達と、部活の先輩だっけか。
まぁ、いいけどね。