全て教えてくれたのは君でした
『俺、あーゆうのまじ嫌いだわ。』

『まぁまぁー。晴人落ちついて。』

『はぁー。』
男がため息をついたと思ったら

男が後ろに振り返って私の顔を見てきた


男は、無造作な黒髪で、スッとした鼻に、キリッとした目で、整った顔立ちをしていた。


最初に話しかけてきた男は、明るい茶色の髪、耳にはイヤリング。顔は同じぐらい整っていて、いかにもチャラそう。



『大丈夫だったか?』


「はい。ありがとうこざいました。」


私は男2人の顔を見てお礼を言って帰ろうとした時…、




『お前……。』


急に腕を掴まれた

< 12 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop