全て教えてくれたのは君でした
『優人。あいつのこと』

『え?あの子になんかあるの?』

『いや、ただ……。』



何故かわからない。
けどどこか似ているんだ…あいつに…



そして、あの表情とあの暗闇に囚われたかのような瞳

どうしてあんな瞳をしているのか気になる


『わかったよ。調べとく』

『いつも悪いな』

『もう慣れたよ笑』


--------------------


俺はこれからこの女と深く関わっていくことに今はまだ気づかなかった。

この女が抱えている心の闇にも…。
< 19 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop