全て教えてくれたのは君でした
部屋を出て階段を降りる時に茶髪の男が話しかけてきた

『さっきはごめんね。けど、晴人も悪気があったわけじゃないんだ。ただ、重なっちゃったんだと思う…』

「重なった?」

『いやごめん。こっちの話。気にしなくていいよ』

「はい…」

そして私は茶髪の男のバイクの後ろに乗ってそのまま家の近くのコンビニまで送ってくれた


「ありがとうこざいました」

『こちらこそ、そのごめんね』

「いえ。」

『そっか。じゃあね!』

「はい。ありがとうございます。」

そして茶髪の男を見送ったあと自分の家に帰った


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