全て教えてくれたのは君でした
『じゃあ行くか』

俺達はバイクをとめてる場所にむかった


『まって!』

いきなり呼び止められ後ろを振り返る


『あの、私も連れてってください。もとわと言えば、私が…だから私も…』

『大丈夫だよ。』

そう言ったのは奏だった

『え?』

『その気持ちで充分だよ。』

『けど…』

『君名前は?』

『…五十嵐玲奈です』

『じゃあ、玲奈ちゃん。君の気持ちは必ず弥生ちゃんに伝えるから。どれほど玲奈ちゃんが、弥生ちゃんを助けたかったかってことちゃんと伝えるから。だから心配しないで待っててよ』


『…お…ねがいします。』

五十嵐さんは目尻に涙をためながら奏に言った


『まかせて!』

奏も笑顔で答えた
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