湖都子のポエム6

こんなはずじゃなかった


オレの方が相手にされてないと思ってて
こんな弱腰でいると他に男ができるかもと
不安だった

誰にでも優しいから
やきもち妬いてほしかった
ずっと不安で……

オレばっかり好きなんじゃないかって……
だからいつも不安だった
もっと嫉妬しろよ……
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高2冬……瑛太

バイト先で知り合った彼女。恥ずかしかったり、不安だったりするけど、ちょっとだけ勇気を出した。素直に行動してみたら、もっと近くになれた気がした。

付き合い始めたけど、自信ないな……お互いまだ知らないことばかりだけど、少しずつ知っていけば大丈夫だよね?気持ちがどんどん膨れあがっていった。だけど、オレばっかり好きなんじゃないかって不安なんだ。

そんな時、バイト先に彼女のクラスメートがきた。同中の子だった。

彼女にやきもちやかせてみたら?って言われて、わざと仲良くして、やきもち妬いてほしかっただけなんだ。

だけど、全てが崩れていった。

これからも一緒にいられると思っていた。それなのに……別れを告げられた。


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