湖都子のポエム6
扉の向こう側……
誰にもなじまない彼女
謎だらけのまま
彼女のペースに引き込まれていく
どんどん彼女の色に染められていく
俺を翻弄してきた女
彼女のやることは予想できない
あの日開けてしまった扉の向こう側にいたのは
彼女だった……んだ
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大学生慎 20才
家にきたお手伝いさん。若い……
父親がいくつか会社を経営していた。人も物も何でも金で買える。買えないものなんてない。今まで付き合った女もうちの金目当てだった。ブランド品を欲しがった。
いつからこうなっちゃったんだろう……
だけど、彼女は……優しい言葉をかけてもなびかない。
「俺に……してほしいことはないのか?」
「あ……ありません」
初めて……だ……こんなの………