湖都子のポエム6
あふれる恋心
かわいい妹みたいな存在
だけど妹なんて思ったことない
オレの中では1人の女の子
あの子に彼がいないなんて奇跡だろ?
あふれる恋心
恋って難しい……
___________________________________________
どうしても気持ちをつたえたくなった。
美緒ちゃんに連絡する。家にいるって聞いた。
「今すぐ会いたい。家で待っていて……」
友達の妹だし、告白するまでにどれだけ葛藤しただろう?それでも、伝えたくなった。あふれる恋心……
「美緒ちゃんが好きだ。付き合ってくれ……すごい好きだから、彼女になってくれる?」
「私も好きだけど、お兄ちゃんが2人できたみたいで…」
やっぱり……兄貴と思われてたんだね。美緒ちゃんを妹なんて思ったことないのに……悔しい。
「これから、美緒ちゃんの視線……少しでも……分けて?俺を嫌いじゃないのなら……」
「どうして私を選んでくれたの?」
「選んだわけじゃない。仕方ないだろう?一目惚れだったんだから……」
抱き締めたい……って思った。