湖都子のポエム6

嫉妬するほど愛してる


キミの昔の男のこと……
それで勝手に嫉妬してるオレ……

キミには嘘がつけない
多分……嫉妬してるのもバレバレ……

キミは意地悪だ
でもそういうとこも好きなんだ
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初めて美緒が俺の部屋にきた。ドキドキ……

美緒の元彼がイケメンパティシエとして雑誌で紹介されていた男……電話がかかってきて、話してる。イライラしてくる。彼のことなんて聞きたくない。

だけど、美緒の気持ちを聞いて幸せを感じた。
「美緒の元彼って、イケメンなんだろ?」
「そうかな……」
俺とは……
「他の人なんか関係ないよ。アキちゃんのほうがかっこいい……よ」
ギュッと抱きついてきた。

絆をもっと強くしたい。キスしたい。全部ほしくなる。緊張しておかしくなりそう……
「心だけじゃ足りない。全部……ほしい。」
心をこめて、愛をこめて……何ひとつ忘れないように……俺を惑わせ、狂わせる。どうやったら、もっと美緒をつなぎとめられる?どうやったら……?

心臓が飛び出そう。頭が真っ白になって、胸がいっぱいになる。優しくゆるやかに時間は進む……


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