湖都子のポエム6
自分の気持ちとしっかり向き合って……
私はやっぱり彼が好きだった
私は信じたかった
ゆらゆら揺れて
行き場をなくして
揺さぶられる気持ち
あいまいな関係……
彼は幸せなの……かな?
自分の気持ちとしっかり向き合って決断する
彼の隣はもう私の居場所ではない
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心の中のトゲが消えないまま……揺れる想い
「美緒が最近元気ないのは、アキラのせい?」
何も言えなかった。アキラは、和くんの親友なんだから言えない……よ。
「慰めたいって思った。俺じゃ頼りないかもしれないけど、頼ってよ……」
その時、インターホンがなる。タイミング悪い
またあの人だ。他に2人女の子がいた……
「彼と別れてください。この子が何も言わないからって、いつまでもつきまとわないで……」
どこかで……こうなるのを予感していた。
「もう会わない……って、言っといて……悪いけど、帰ってくれないか」
和くんがそう言って、彼女たちを追い返す
「美緒が元気ないのは、あれが原因なのか?」
うなずくしかなかった。
「アキラなら、浮気なんてしないと思ってたのに……アキラのことだから何も言えなかったんだな。アキラを信用できる?」
悩んで、自分の気持ちとしっかり向き合って決断する。
「……もう……信じられない……」
別れのメールを送る。
「今までありがとう。私、もう大丈夫だから……1人で生きていけるから……もう会うのは、やめよう。」
彼は本当はいい人だった。だけど、私だけの人ではなかったんだね。隣は私の居場所ではない……
電話が鳴る。けど出れなかった。代わりに和くんが出てくれた。私から離れた所で話してた。
「美緒……美緒には俺がついてるから……頼ってよ。」
優しい和くんが友達を失うのは、ダメだよ。もう頼らないって決めた。