湖都子のポエム6

ジェラシー


変わってない……何も……
大好きなまま……

私だけを好きになってくれる相手がほしかった

だけど突きつけられたのは……
思いがけない現実
こんな時どうすればいいの?

なんだろう……この気持ち……
体の奥から何かが沸き上がってくるような
初めての気持ち……

やっぱりまだ好き
私じゃダメなの?
___________________________________________
高3冬……理沙

好きだった。だけど、いつも美緒の話ばかり……
「美緒の話しないでよ。美緒のこと考えてんのやだ。そんなの絶対にいやだ。お願いだから、私のこと好きになってよー」
「それでいいから、付き合ったんだろ?」
ずるい……そんな言い方……
「ひどい……」
「ひどい?どっちが?美緒のこと好きでもいいから、付き合ってって言ったのお前だろ?」
一緒にいるのに、まだ美緒のこと好きなの?もっと……もーっと……好きになってもらう……って思ってたのに……一緒にいたとしても、心を通わせることはないんだ。

こんなに振り回されるのも、あなたにしかならない。あなたのいいなり。

今までたくさん嘘をついてきた……本当は気づいてほしかった。私だけを好きになってほしかったよ……でも、結局別れちゃった

「私のなにがいけなかったのか、さっぱりわからない」
「猫かぶってんのばれたんじゃないの?」
「まさかー、完璧よ。」
「本性がばれて別れるよりよかったんじゃないの?」

あの子に会いに行ってる。やっぱりまだ好きだったんだ。むかつく。なんであんたがもてるの?




< 8 / 99 >

この作品をシェア

pagetop