湖都子のポエム6

現実は……


今……彼はどうしてるだろう……
焦らないでいよう……

いつだってハッピーエンドを夢みていた

もう離したくない
一緒にいたい
今度こそ……

彼と過ごす癒やしの時間
言葉にしなくても通じあってると思ってた
愛しくて胸がいっぱいになる
これからも同じ空気を感じていたいな

だけど現実は……
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仕事帰りに駅前で彼に会った。これはチャンス?

「仕事帰りですか?食事でも……」
「ごめん。待ち合わせしてるから……」
なんだ……残念……と思ってたら
「アキちゃん……遅れてゴメンね」って、女がやってきた
「そんなに待ってないから……」
「あの……人は?」
「たまたま会っただけだよ。仕事の取引先の人だよ。」
「そうなんだ。」
「あ、キミにも紹介しておくね。妻の美緒です。」
「え、結婚してたんですか……」
「ええ、それじゃ……」
2人で仲良さそうに手をつなぎながら、立ち去る。

仲良かったから……てっきり……私ってばかげだ。恋してたのは、私だけだったのかなぁ……

そのまま家に帰る。部屋で1人で泣いた。明日になったら終わりにするから、今は少しだけ泣かせて……

全部夢だったらよかったのに……夢じゃなくて現実だよ……
これが現実なんだ。夢見たハッピーエンドは崩れていく




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