湖都子のポエム6

突きつけられた現実は……


途中寄り道したけど
あの時から忘れられない

オレにそんな資格ないのはわかってる
あの時失ったぬくもりを
キミとなら取り戻せる

キミだけは本当のオレを知ってくれてるから
当たり前の未来があると思っていた
だけどあっけなく……
だからもう一度……

キミはかけがえのない人だから忘れない
心を振るわす恋だった
別れても何ひとつ変わってない
切なくて……苦しくて……辛くて……
でもあれから少しだけ大人になった

だけど突きつけられた現実は……
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美緒と別れてから、どれだけたっただろう……

俺が悪いのは、分かってる。だけど忘れられない。仕事をしていても、何をしていても、思い出すのは美緒とのこと……

あれから少しだけ大人になったんだよ。もう一度やり直したい。

そんな時に、美緒を見かけた。美緒をおいかけたんだ。
そこで目にしたのは、美緒が男と待ち合わせしていた。ベビーカーを押しながら、俺の脇を素通りしていった。俺なんて、眼中にない。幸せいっぱいな姿。

俺はいつも美緒のことを想っていた。でももう届かないんだ。もう追いつかないんだ。きっと、ずっと縮まらない。俺のことなんてもうどうでもいいんだ。俺なんかいなくたって……

頭痛い。もう何にも考えれない。なんかもう……頭んなか……からっぽ……本当バカだ……
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