食べ愛


「でも…爽太は逃げなかった。私のことを受け止めてくれたね。」

私がそう言うと爽太はギュッと抱きしめて耳元でこう言った。

「逃げる訳ないだろう?僕があの言葉にどれだけ胸を熱くさせたか。あの言葉を聞いた瞬間に運命感じたんだ。」

恥ずかしいよな…なんて言いながら彼は私の顔を覗き込む。

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