私のご主人様Ⅱ

今日は案出しで終了。これから毎日6限が文化祭の準備に当てられるらしい。

めんどくさいと思ったのは秘密だ。

「…?」

と、困った事態が発生。

…季龍さんが戻ってこないっ!!勝手に動いたら怒られそうだ。

席にかばんは置いたまま。流石にそのまま帰ることはないと思う…。

「…」

…寝て待ってよう。うん、それがいい!

そうと決まれば。荷物はかばんに詰めておいて、いつでも出られる状態にしておく。

それを机の上に置いて、腕を枕に顔を伏せる。

うん、なかなかいい高さかもしれない!

窓から入ってくる日差しもぽかぽかで、自然とあくびが出てくる。

季龍さん起こしてくれるよね…?

そんな心配が頭をよぎったけど、眠さには敵わずあっという間に眠りに落ちてしまった。
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