涙色【完】
千尋は私の腕を掴んで前を向かせた
千尋「言えよ…」
そう言って苦しそうな顔をする…
なんで?
なんでそんな顔するの?
そんな顔しないでよ…
夏美「私ね病気なの」
千尋「は?」
夏美「明日から治療で北海道行くことになったの…」
千尋「なんの冗談だよ…言っていい冗談と悪い冗談が…」
千尋が震えながら出している声を私は遮った
夏美「冗談なんかじゃない!…でもね私絶対戻って来るからちゃんと治して戻ってくるから」
千尋「言えよ…」
そう言って苦しそうな顔をする…
なんで?
なんでそんな顔するの?
そんな顔しないでよ…
夏美「私ね病気なの」
千尋「は?」
夏美「明日から治療で北海道行くことになったの…」
千尋「なんの冗談だよ…言っていい冗談と悪い冗談が…」
千尋が震えながら出している声を私は遮った
夏美「冗談なんかじゃない!…でもね私絶対戻って来るからちゃんと治して戻ってくるから」