【完】心配させんなよ(おまけ追加中)

「じゃあ、放課後迎えに来るから教室で待ってろよ」


「うん！」




いるの教室まで送り届けてから俺は自分の教室に向かう。


この高校は校則で他のクラスに用もなく立ち入ることを禁止されている。

だから本当はいるの席まで送りたいし、いるの教室でもいちゃいちゃして男共に分からせてやりたいのにそれが出来ない。



いるってクラスでどんな感じなんだろう？

やっぱモテてるのか？


可愛すぎんだよな、あいつ。




「はぁ」




あー。

幸せが逃げた。


でも俺の悩みってすげー幸せだよな。

これ言ったらのろけになるやつだしな。