君が嫌い
第3.3部 頑固者同士
彼女から友達宣言されてから数日たったある日の夜。
今日も俺は平和を満喫している……はずだった。
『あっ!勝也おかえりー。』
俺が帰ってくるといつものように出迎えてくれる彼女。
そう、この俺についに彼女が出来た……わけではない。
ただ中村さんがあの日からこの家から出て行かなくなってしまった。
彼女を無視してリビングへ向かう。
『やっぱり今日もか……。』
目の前には地獄絵図とも言えるほど悲惨な光景。
朝仕事に出掛けるときは綺麗だった部屋が、たった10時間で服が散乱、食べた後のカップラーメンのゴミ屋敷へ変貌。
『ねーねー。おかえり。』
俺に無視されたのが不服だったようでしつこい。
『た、ただいま。』
俺の言葉を聞くと満足したようでソファーに腰掛けてテレビを見始めた。
まるでこの部屋の住人。
『あの……。』
『うん?どうしたの?』
今日も俺は平和を満喫している……はずだった。
『あっ!勝也おかえりー。』
俺が帰ってくるといつものように出迎えてくれる彼女。
そう、この俺についに彼女が出来た……わけではない。
ただ中村さんがあの日からこの家から出て行かなくなってしまった。
彼女を無視してリビングへ向かう。
『やっぱり今日もか……。』
目の前には地獄絵図とも言えるほど悲惨な光景。
朝仕事に出掛けるときは綺麗だった部屋が、たった10時間で服が散乱、食べた後のカップラーメンのゴミ屋敷へ変貌。
『ねーねー。おかえり。』
俺に無視されたのが不服だったようでしつこい。
『た、ただいま。』
俺の言葉を聞くと満足したようでソファーに腰掛けてテレビを見始めた。
まるでこの部屋の住人。
『あの……。』
『うん?どうしたの?』