ロシアの昔話『雪姫』

チューリップの里

✱✱✱✱


「なぁ」


「あ?」
「うん?」



多分みんなも思ってると思うけど…


「カーシャ遅くね?」


今日はみんなでチューリップを見に行こうという話になっていた。


「ちょっと僕迎えに行ってくる!」


そういってアランは全力疾走した。


ここからカーシャのうちまでちょっと遠いんだよなぁ。
そこにあるとはいえ...

やっぱり距離があるように感じる...
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