too much
「相談」side雪彦
なかなか連絡が来ないからどうしたのかと思ってたら…
夕方になって、平川さんからLINEが入った。
初めてのLINEだ。
仕事帰りに会いたいとのことだった。
きっと、これからのことを話したいんだろうと思う。
「じゃあ、お先…」
「おぉ、お疲れさん!」
僕は相川に手を振って、部屋を出た。
罪悪感からなのか、目を合わせることが出来なかった。
あれから平川さんは相川にLINEの返信をしたんだろうか?
僕は出勤してからあゆさんに返信した。
ごく、当たり前のことだけを打って…
あゆさんは、いつも通り、すぐに返信をくれた。
それを見たら、なにかとても申し訳ない気がした。
あゆさんは女性なのにこんな僕に告白してくれた。
なのに、あゆさんではなく平川さんを好きになってしまったなんて、本当に申し訳ない。
その上、僕はいつもと何も変わらないふりをしながら、返信して…
それと、今日は、昨夜の平川さんの言葉が頭の中をぐるぐる回ってた。
『それは私がダメな女で尽くし甲斐があるからですか?』
今朝、平川さんと別れてから、なぜだかそのことがずっと頭の中に居座っていた。
僕は、もしかしたら、ただ好きな人に尽くしたいだけなのか?
それは愛情ではなくて、ただの自己満足に過ぎないのか?
確かに、今までの僕はいつも困ってる人を好きになってた。
でも、困ってたら誰でも良いってわけじゃない。
やっぱりそこに愛情は存在すると思ってるんだけど、昨夜の平川さんの言葉で、それが、ちょっと自信がなくなって来たんだ。
夕方になって、平川さんからLINEが入った。
初めてのLINEだ。
仕事帰りに会いたいとのことだった。
きっと、これからのことを話したいんだろうと思う。
「じゃあ、お先…」
「おぉ、お疲れさん!」
僕は相川に手を振って、部屋を出た。
罪悪感からなのか、目を合わせることが出来なかった。
あれから平川さんは相川にLINEの返信をしたんだろうか?
僕は出勤してからあゆさんに返信した。
ごく、当たり前のことだけを打って…
あゆさんは、いつも通り、すぐに返信をくれた。
それを見たら、なにかとても申し訳ない気がした。
あゆさんは女性なのにこんな僕に告白してくれた。
なのに、あゆさんではなく平川さんを好きになってしまったなんて、本当に申し訳ない。
その上、僕はいつもと何も変わらないふりをしながら、返信して…
それと、今日は、昨夜の平川さんの言葉が頭の中をぐるぐる回ってた。
『それは私がダメな女で尽くし甲斐があるからですか?』
今朝、平川さんと別れてから、なぜだかそのことがずっと頭の中に居座っていた。
僕は、もしかしたら、ただ好きな人に尽くしたいだけなのか?
それは愛情ではなくて、ただの自己満足に過ぎないのか?
確かに、今までの僕はいつも困ってる人を好きになってた。
でも、困ってたら誰でも良いってわけじゃない。
やっぱりそこに愛情は存在すると思ってるんだけど、昨夜の平川さんの言葉で、それが、ちょっと自信がなくなって来たんだ。