too much
*
「あぁ…今日は本当にいろいろあったね。」
「そうだよね…」
その晩は、私とあゆ、島本さんと相川さんが同室になった。
「でも…びっくりしたよ。
あんたにこんな情熱があったなんて…」
「え…情熱…?」
「だって…あんたって割といつも冷めてるっていうか…恋愛に対して、いつもそんなに前向きじゃなかったじゃない。」
確かにその通りだ。
昔からそうだった。
ドロドロするくらいなら、もう付き合わなくて良いって考える方だと思う。
でも、今回は親友のあゆよりも島本さんを選んだんだもの。
自分でもびっくりしてるよ。
「本当…なんでだろうね?」
「なんでって…そんなの、それだけユキのことが好きだってことじゃない。」
「え?そ、そうなのかな…?」
本当にそうなのかな?
確かに、今までの私とは違うけど、それって島本さんのことを好きになったからなのかな?
(私…知らないうちに変わってた?)
「でも、本当に良かったよ。
ユキのおかげで、あんたは完全に立ち直れたんだもんね。
今度こそ逃げられないように頑張らなきゃだめだよ!」
あゆにそう言われても、不思議といやな気持ちにはならなかったし、純也を思い出して悲しくなることもなかった。
「あぁ…今日は本当にいろいろあったね。」
「そうだよね…」
その晩は、私とあゆ、島本さんと相川さんが同室になった。
「でも…びっくりしたよ。
あんたにこんな情熱があったなんて…」
「え…情熱…?」
「だって…あんたって割といつも冷めてるっていうか…恋愛に対して、いつもそんなに前向きじゃなかったじゃない。」
確かにその通りだ。
昔からそうだった。
ドロドロするくらいなら、もう付き合わなくて良いって考える方だと思う。
でも、今回は親友のあゆよりも島本さんを選んだんだもの。
自分でもびっくりしてるよ。
「本当…なんでだろうね?」
「なんでって…そんなの、それだけユキのことが好きだってことじゃない。」
「え?そ、そうなのかな…?」
本当にそうなのかな?
確かに、今までの私とは違うけど、それって島本さんのことを好きになったからなのかな?
(私…知らないうちに変わってた?)
「でも、本当に良かったよ。
ユキのおかげで、あんたは完全に立ち直れたんだもんね。
今度こそ逃げられないように頑張らなきゃだめだよ!」
あゆにそう言われても、不思議といやな気持ちにはならなかったし、純也を思い出して悲しくなることもなかった。