ｔｏｏ ｍｕｃｈ

＊



「じゃあ、また連絡するから！」

「うん、待ってるね！」

去って行く二人に、僕達は手を振った。



昼過ぎにキャンプ場を出て…
僕達は、平川さんの最寄り駅の近くで降ろしてもらった。



思いがけない結果だったけど、本当に行って良かったって思ってる。
行く前はあんなに暗く重かった気持ちが、今では嘘のように澄み切っていた。
それはきっと平川さんも同じだと思う。



「いつものところで良いですか？」

「はい。」



僕達は、いつものファミレスに向かった。