‐部恋。 Another Story‐
3⇒恋の瞬間
【…放課後…】
学校が終わったと同時に
俺は彼女を連れて
部室に向かった。
部室に向かう最中に
彼女は何度も
俺に礼を言っていた。
部室に着いてから
俺よりも彼女の入部を
何倍も喜んでいた
マネさんの先輩を
部室の下から
叫んで呼んだ。
彼女はマネさん達を見て
ポカンとしていた。
「ちょっと健ちゃん!
もしかして…
マネージャーの先輩??」
『………あれ??
言ってなかったっけ?
3年のマネさんだよ!』