‐部恋。 Another Story‐
『ごめんな~?
今日、勇介は
用事あるらしくて
来れなくてさ。
ドタキャンしてでも
来いって
言ったんだけど……』
俺はアイツの代わりに
彼女に謝った。
「全然いいよっ♪
北山くんぐらいかなあ?
今までちゃんと
言葉交わしてない部員。
マネとして大問題だから、
次なにか会があったら
連れてこなきゃねっ♪」
そう言って彼女は笑った。
『なあ長川~?』
「ん~?」
『俺が誘っちゃった分、
何かあったら
助けるからなっ!
先輩たち引退したら、
女子一人なんだし…
無理すんなよ?』
とか、真剣なこと
言っちゃったりしてみる。