‐部恋。 Another Story‐
その夜。
俺はアイツに電話した。
なんかもう
気が気でなくって…。
『もしもし?』
「おー。勇介。
今なにしてた?」
『特になにも。』
「あっそ;
……長川、ちゃんと
家まで送った?」
『ううん。駅まで。』
「はっ!?
お前それでも男かよ!
一緒に帰った意味が
ねえじゃん!」
『…わりぃ。』
あー~…;
勇介は反応うすいし、
熱くなってる自分が
馬鹿らしいや;