‐部恋。 Another Story‐


その夜。
俺はアイツに電話した。

なんかもう
気が気でなくって…。



『もしもし?』

「おー。勇介。
 今なにしてた?」

『特になにも。』


「あっそ;
 ……長川、ちゃんと
 家まで送った?」

『ううん。駅まで。』


「はっ!?
 お前それでも男かよ!

 一緒に帰った意味が
 ねえじゃん!」


『…わりぃ。』


あー~…;
勇介は反応うすいし、
熱くなってる自分が
馬鹿らしいや;



< 57 / 148 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop