‐部恋。 Another Story‐
そんな大事な役目を
自然にこなしてるのが
俺の描くマネさん。
きっとみんなも
そう思ってると思う。
俺は、彼女が来ていた
部活見学の日について
話してあげたんだ。
監督の厳しい話をしても、
嫌な顔ひとつせず、
むしろ嬉しそうに聞く彼女は
『きっと本当にマネに
なりたいんだ。』
と思わせた。
『で!今現在、お前は
マネさんに
なる気あるん?』
改めて彼女に聞いた。
「も、もちろん!!
期待に答えられるか
不安だけど…;」
彼女はそう言って
照れくさそうに
笑っていたんだ。