Brother&Sister Love




《公園》



「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」


もう…何やってんだろ…

自分で自分が分かんない…

「ヒック…グスッ…寒い…」


今は11月。とても外はヒンヤリしてた。

“なんとなく”


あの言葉は、私が好きじゃないと言うことを強調する言葉だった。


「グスッ…」


隼人が目の前にいないし…泣いちゃえ…


「グスッ…ふぇ…なんでぇ…ぅぇ…ぅゎぁ…」


なんで私は貴方の妹なんだろ…

あの日…なんで私は貴方の妹になったんだろ…

あの日…妹になってなければ、告白出来たのに…



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