Brother&Sister Love




「うん…まぁ…で?何かよう?」


「あ…そうだね…」


そう言った金沢くんは隼人の事をチラッと見た。


「?」


「ちょっと付いてきてくれる?」


「別にいいけど?」


私達が向かったのは、体育館裏…




「で?何?」


「…君の事が好きなんだ…付き合ってよ」


………………は?………………


「わ、私?」


「うん」


「で、でも!私…ソフト部だし…ホームラン打ったし…女の子らしくないよ?逞しくて…」


ありえないでしょ?こんな私を好きなんて…


「…だからかな?」


「え?」


「君がソフトを頑張って居るの見たら、好きになった」




< 13 / 333 >

この作品をシェア

pagetop