Brother&Sister Love




「隼人……許してくれるの?」


隼人は微笑んで、髪をクシャッとして照れくさそうに言った。


『当たり前だろ?……それより…』


それより?


『美優』


「は、はい!」


あまりにも隼人が真剣な顔をしたので、思わず敬語になってしまった。


『美優。僕と付き合って下さい』


「!!!!!」


…本当?

隼人からの告白…

また…元に戻れるの?
また…前みたいに二人で笑って…お弁当食べて…デートして…

また…元に…前みたいに…

いつの間にか、涙か溢れていた。



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