Brother&Sister Love
――カチャ――
『早くしやがれ。後20分で出ないと朝部に間に合わねぇー』
「はいはい…で?何がいい?」
『……オムレツ?』
「わかった」
そうそう…なんで私が幼馴染みの家に住んで居るか…より、なんで隼人が私の兄か…
あれは、私が10歳の時…
―プルルルル―
もう冬になり、寒い日が続いていた。
コタツが温かく、幸せを感じている。
私は一人で、蜜柑を食べならがら、テレビを見ていた。
そんなとき、突然鳴ったら電話。
此が…私の不幸の始まりだった。