生徒に恋した教師

手紙

尾形賢介side

「なにうずうずしてんだよ。」

「え?」

「さっきからきょろきょろしてるし
時計しかみてないぞ?」

わかってる。

自覚あるわ。

「明日宮ちゃんからの手紙だろ?
読みたいなら読めばいいじゃねーかよ」

「読んでいいのか…?」

まぁこのあと会議があって

飲み会あるけどな。

「まあワンチャン休んでも大丈夫だろ」

俺は手紙を読んだ後明日宮のところに

向かう設定なのか。

「じゃあお言葉に甘えて。
読んでくるわ。」

人目のつかなそうなところに移動する。
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