生徒に恋した教師
「ちょっと」

といって尾形は明日宮ちゃんの前に立って

壁を作った。

「先生?」

「ごめん、明日宮。
怖がらせたかったわけじゃないんだ。
帰ろう。」

明日宮ちゃんの手を取って

歩き出す尾形。

ちゃんと彼氏やってるじゃん

しかし俺には無表情で

自己紹介をしたように見えたけど

明日宮ちゃんは怖がってたんだ。

見分けるなんてさすが彼氏様だな。
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