生徒に恋した教師
そしてついに29日。

午後7時になった。

「君、いくつのなの?
大学生?」

俺はなぜ逆ナンされてるんだ。

「…。」

これは相手しないのが1番である。

「尾形ー?」

「あー!初瀬!
こっちこっち!」

「あーいたいた。」

と、近づいてきた。

「お前、まだ逆ナンされるんだな」

「うっせぇ。お前が来るのが遅いからだ。」

「悪かったって。
これでもお前はもう社会人2年目なのにな」

「これでもってなんだよ」

ぶつぶつ言いながら進む俺ら。

あの女達は確実に年上だったな、

もう大学は卒業したっつーの。
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