生徒に恋した教師
「尾形先生ー金井先生ー
校長先生がお呼びです!」

…悪い予感しかしないのは俺だけですか。

コンコン

「失礼します」

校長室に入るともう金井先生はいた。

「生徒の間であなた達が付き合っていると
噂になってます。」

「誤解です。」

金井先生自身が否定してくれた。

「僕からもそれは誤解だと言わせてください」

「そうとは言っても簡単に噂は
消えませんからね。気をつけるんだよ」

「「はい。」」

うちの校長は穏便で優しい人である。

そうじゃなかったら今回のだって

まずい事になってただろうな。

「ごめんなさい。」

金井先生が謝ってきた。

「あんな夜遅くに出歩く
生徒も生徒ですよね。
まぁ、否定してれば
飽きるんじゃないですか?」

「そーですね。」

HRが思いやられるな…
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