社長の甘い罠~いつしか当たり前に~ + 番外編
「ほら用意して。」
「あっ、うん。」
急いでシャワーに向かう。
でも全然嫌じゃない。
健人さんの行動には驚いたけど、嫌じゃないと思っている。逆に笑みが溢れる。
「そんなに好きなんだ。」
ポロリと漏れた言葉に返事が返ってくる。
「違う、愛してる。花菜は?」
振り向けば健人さんが立っていた。じっと見下ろす健人さんの唇にキスをした。
「私も。好きじゃなくて………愛してます。」
恥ずかしさに言い捨てして洗面所に逃げ込む。
「花菜、覚えてるか?」
「ん?」
閉めた扉の外から聞こえてくる言葉に返事をする。
「『花菜が好きになったらキスしよう』って言ったの。」
「…………言ってたかも。」
「俺、凄く幸せかも。花菜からキスしてくれるなんて。花菜は?」
「私も幸せだよ。」
ガチャ。
扉の開く音に振り返ろうとするが、その前に背後から抱き締められた。
「あっ、うん。」
急いでシャワーに向かう。
でも全然嫌じゃない。
健人さんの行動には驚いたけど、嫌じゃないと思っている。逆に笑みが溢れる。
「そんなに好きなんだ。」
ポロリと漏れた言葉に返事が返ってくる。
「違う、愛してる。花菜は?」
振り向けば健人さんが立っていた。じっと見下ろす健人さんの唇にキスをした。
「私も。好きじゃなくて………愛してます。」
恥ずかしさに言い捨てして洗面所に逃げ込む。
「花菜、覚えてるか?」
「ん?」
閉めた扉の外から聞こえてくる言葉に返事をする。
「『花菜が好きになったらキスしよう』って言ったの。」
「…………言ってたかも。」
「俺、凄く幸せかも。花菜からキスしてくれるなんて。花菜は?」
「私も幸せだよ。」
ガチャ。
扉の開く音に振り返ろうとするが、その前に背後から抱き締められた。