わたしは一生に一度の恋をしました
そして、性別が違っても、親友のように寄り添ってくれる真一に出会えたことが。多くのことを学んで、多くの気持ちを知った。
「真一がそう言ってくれたから、そうやって泣いてくれたから、わたしまだ頑張れると思う。だから、ありがとう。わたし、本当はここにこなければよかったと思っていた。でもね、やっぱりここに来てよかったと思う。辛いけど、それ以上に幸せなことを知ったの。そう思わせてくれたのはもちろん三島くんだということもある。でもね、真一がそう思わせてくれたんだよ」