青空の下でまた君に会える
1章

はじめましてのあの日

春、高校2年になった僕は君に出会った




屋上でひっそりとサボろうとするのが好きだ。





僕の名前は菊池青空(きくちあおい)。友達は…いない。





こんなベタな話だが本当だ。



だから僕なんかに華やかな高校生活はできないと思っていた。




「今日も授業サボろうかな、教室にいると息ができないし、」



僕は屋上が好きだ、一人の空間、なんといっても青空の下、最高だ



走って階段を上り、ドアを開いた




「すぅーっいい香りだな」



………




誰かが泣いてる?

後ろの方を覗いたら1人の女子が泣いていた。



僕ほ頭の中で混乱した。

今まで女子と接したことがなかったから、どうすればいいのか、わからない




「誰?!」



可愛い声の彼女が言った



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