青空の下でまた君に会える
「いや、違うんです!ぼ、僕は授業をサボろうってあ、言ったらダメだ!」



な、なんて言えばいいんだろ、
ってか、この人って。



「ぷっ、ははは!」

「ん?!」

わ、笑ってる?僕ってそんなにおかしい?


あ、泣き止んだのかよかった、

なんで安心しているんだ?



「君 動揺しすぎだよwwあー、笑っちゃったよ」


うぅ、この人なんなんだ!僕のこと見て面白いのか?


じゃ、じゃなくて、僕はサボりに来たんだ。

「あの、もう授業始まってますよ?戻らないとt」

「それは君もでしょ?」


うっ、ツッコミが早い。

確かに、僕もここにいることはおかしい。

でも、あそこにいたら息苦しいから。


「君はなんでここに来たの?」


「僕は別に、あなたは何故?」



「あなた?私はちゃんと名前があるよ!」

「いや、知りませんし。」

「私は3年A組の滝口小咲!君は?」



「僕は2年B組の菊池青空です、」


「青空くんね!よろしく」


「はい、滝口先輩。」
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