好きな人は塩対応

もうそろそろいいかなと思い、トイレから出て、みんなが集まってる所へ向かった。

でもその和に入る勇気はなくて、少し遠くから眺めてた。

あぁ矢野先輩、那歩ちゃんに来てもらって嬉しそうだな。。。


「陽莉ちゃん!」


急に名前を呼ばれた。


「あ、」


声の先を見ると遼くんがいた。

ううん、もう声を聞いた瞬間から分かった。

まさか気付かれるとは思わなかった。
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